デュクリュ ボーカイユのスタイルを気軽に味わえる1本
マダム ド ボーカイユ [2020] シャトー デュクリュ ボーカイユ
750ml
フランス ボルドー 赤ワイン

サン・ジュリアンにある格付け2級シャトーが造る新しいキュヴェ。18年がファーストヴィンテージでデュクリュ ボーカイユのスタイルを気軽に味わえる1本。果実味が心地よく、落ち着いたタンニンがありますが若いうちから楽しめます。

≪ワインについて≫
“サン・ジュリアンのラフィット”と称されるシャトー・デュクリュ・ボーカイユの新たなキュヴェ。オーナーであるブルーノ・ボリー氏の母、マダム・ウジェーヌ・ボリーへのオマージュとして2018年に初リリースされました。ブドウは彼女が結婚した時に取り戻したオー・メドックにある畑とマダム・フォール・プラデールから最近購入した畑のものを使用し、醸造はグランヴァンと同じチームが手掛けています。
カシスやプラム、シダーウッド、鉛筆の芯などのしとやかなアロマ。濃縮された深みのある肉厚な果実味に、若々しく噛みごたえのあるタンニンが重なります。より早く親しみやすく、魅惑的な味わいです。

≪生産者について≫
深い色合いと力強い熟成感を持ちながら全体のバランスに秀で、“サン・ジュリアンの真髄”を体現するシャトー。ときに“サン・ジュリアンのラフィット”とも称えられる、スーパーセカンドの代表格です。10年以上の熟成を必要とする長熟型で知られ、飲みごろは何十年も続く驚異的な熟成ポテンシャルを秘めています。
畑は75haに広がり、南はブラネール・デュクリュとベイシュヴェル、北はレオヴィルとランゴア・バルトンと隣り合っています。ジロンド河口に比較的近い立地であることから地域特有のゆらぎやすい気候が和らぎ、霜やひょうのリスクが軽減されます。良質なブドウが育つ小石の混じる土壌から、シャトー名は“美しい石”をあらわす「ボーカイユ」と名付けられたとされています。また、深い砂利層は水はけが良く、夕方には暖かくなり、熱波による下層土の乾燥を防ぐ働きもあります。さらに沖積土と粘土質が混じり豊かな土壌を構成し、多彩な要素の交わるテロワールから非常にポテンシャルの高いブドウが生まれます。
収穫はすべて手作業で行われ、畑にあるものを含む3つの選果台と光学式選果機により最高品質のブドウを厳選します。醸造工程はブドウの状態にに応じて毎年調整されますが、樽熟成にはおよそ50-80%の新樽を用いています。セカンドワインのラ・クロワ・ド・ボーカイユもファーストと同じ畑から造られています。
この地方では珍しく、メドック最大級のセラーの真上にヴィクトリア様式の荘厳なシャトーが建てられており、現在もオーナー一家が住んでいます。類稀なテロワールの中で、シャトーの建築美にも相応しい、気品と彩りに満ちたサン・ジュリアンの宝石のようなワインを生み出しています。

英字表記	MADAME DE BEAUCAILLOU
生産者	シャトー・デュクリュ・ボーカイユ
生産国	フランス
地域1	ボルドー
地域2	オー・メドック
タイプ・味わい	赤/辛口
葡萄品種	メルロー66%、カベルネ・ソーヴィニヨン24%、プティ・ヴェルド10%
内容量(ml)	750ml

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