カリフォルニアワインの名声を築いた最高峰のワイナリー
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クロ デュ ヴァル レッドブレンド [2020] 750ml
赤ワイン

≪ワインについて≫
クロ・デュ・ヴァルのエントリーキュヴェ。レッドヒルズ、ローダイ、メンドシーノの3つのエリアで栽培される3品種をブレンドしています。チェリーやラズベリー、ストロベリー、プラム、リコリス、ダークチョコレートの贅沢なアロマ。ビロードのようになめらかな質感に鮮やかな酸が溶け込み、美しいコントラストを表現しています。フレッシュさと濃厚さのバランスが良く、飲み疲れないエレガントなカリフォルニア・カベルネです。

≪生産者について≫
1976年の「パリスの審判」でワイン界に衝撃を走らせたカリフォルニアのワイナリーのひとつであるクロ・デュ・ヴァル。「パリスの審判」は当時無名だったカリフォルニアワインがフランスの5大シャトーを抑えて勝利を納めた歴史的イベントで、クロ・デュ・ヴァルの初ヴィンテージである1972年のカベルネ・ソーヴィニヨンが8位にランクインしました。さらに10年後に行われたリターンマッチでは、同ヴィンテージのワインが見事1位を獲得。カリフォルニアワインの熟成能力と品質の高さを世界に示しました。

クロ・デュ・ヴァルは1972年にフランス系アメリカ人実業家ジョン・ゴレ氏と、ボルドー出身の醸造家ベルナール・ポーテ氏によって設立されました。所有畑はナパ・ヴァレーのスタッグス・リープ地区、ヨントヴィル、カーネロスに位置し、それぞれのテロワールを最大限に生かした栽培を行っています。特にスタッグス・リープ地区では際立った品質のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローが生まれ、カーネロスではシャルドネやピノ・ノワールにフォーカスしています。

2010年代に入ってからは自社畑を中心とした生産にシフト。生産量を劇的に減らし、少量生産で品質に一層の重きを置いたワイン造りに専念する改革を行い、より厳選したブドウのみで造るエステートシリーズが誕生しました。醸造にはフレンチオークの小樽を使用し、果実の凝縮感と力強いフィニッシュにエレガンスを添えています。

ナパが育む上質なブドウとヨーロッパの伝統技術の融合により、バランス、エレガンス、複雑性をたたえるクロ・デュ・ヴァルのワイン。品質は年々向上し、ワイン＆スピリッツ誌では1998年、1999年、2002年の3度に渡り「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選出されています。クロ・デュ・ヴァル=“小さな谷の小さなブドウ畑”から、情熱溢れるワインを生み出し、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。